日本は地震大国と言われるほど、地震が多いです。
この理由は、プレートと呼ばれる4つの岩盤の境目で摩擦が起こるからです。
地震は予知できないと言われていることもありますが、
実際に大きな地震が起こるときは、下記のような現象が起こったこともあったようです。
状況によっては、次にとる行動を考えましょう!
ちなみに、地震速報はコチラ↓から確認できます!
過去の大地震発生前に起こった前兆現象
地震の前には、いつもと違う現象が起きているようです。
次のような現象の場合は、大きな地震が発生していたこともありますので、
もし体験した場合は、地震が来るつもりで行動した方がいいかもしれません。
異臭
地震の前は、地下で色々なものが擦れあっているので発生していると思われます。
色々な場所で、下記のような異臭の報告があるようです。
- ゴムの焼けたような臭い
- シンナーのような臭い
- ガスのような臭い
- 化学薬品を混ぜたそうな臭い
地鳴り(鳴動)
大きな揺れがくる前には、小さな揺れが早めに到着する仕組みです。
震源地に距離が近いほど、小さな揺れの時間は短くなります。
準備できる時間がないかもしれませんが、長く感じた場合には、身を守る行動に移りましょう。
地面(地盤)の変化
異臭の時と同じく、地下で複雑に動いている結果、
地面が盛り上がったり、沈んだりしている可能性があります。
海面の変化
日本海のような普段干満の差が少ない場合、海面の上下に気づくことがあったそうです。
いつも以上に潮が引いている場合は、海底が盛り上がったり、沈んだりしている可能性があります。
井戸水や温泉の変化
無色のお湯が、地震の前後で白濁したり、湯量が多くなったりすることがあったようです。
また、大量の湧水が出たときなどは、地すべりが起こる可能性もあるようです。
生き物の生態異常
ナマズのような普段は底にいる魚が泳ぎ回ったことがあったり、
犬、猫のような動物が地震の前に、落ち着きをなくしたり、
いつもとは違う鳴き声を出すこともあったようです。
発光現象
空中に普段は見えない光が見えることがあったそうです。
点状やオーロラ状のものもあるようで、形状は決まっていません。
電磁気異常
地震の少し前からテレビやラジオに雑音が入ったり、
リモコンや携帯電話などの動作に異常があったりしたようです。
地震から身を守る9つの行動
まずは、どんな現象が起こっても避難できるように、
地震が来た時に、地震から身を守る行動を整理しておきますね!
- 倒れそうなものからは離れる
- 頭を守りながら、テーブルや机、ベッド、布団などの下にもぐる
- 調理器具や暖房器具の火を消す
- 火が出たら周りと協力して初期消火
- 逃げ道用に窓やドアを開ける
- 外に出るときは落下物や足元に注意
- 山やがけ、川、海には近寄らない
- 荷物は最小限
- 正しい情報を集める
家具の固定方法などはコチラ↓
地震に備えて自宅に備蓄しておきたいもの
基本的には家族の人数分用意しておきましょう。
大規模な災害になる場合は、1週間程度の用意がいいとされています。
特別なものでなく、いつも食べているものを準備するようにしましょう。
3日過ごすのに必要なものはこれだ!
- 飲料水3日分(1人、1日、3リットルが目安)
- 非常食3日分(ごはん朝昼夕、非常食:ビスケット、板チョコ、パンなど)
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなど
例えば、水を準備する場合、
3人家族なら、3人×3日×3リットルとなるので、27リットルです。
2リットルペットボトルなら、13.5本となります。
非常食の場合、3人家族なら、3人×3日×3食なので、こちらも27食分ですね。
サトウのご飯(5食入り)なら、5.5袋分となります。
お菓子やパン類なら、お得サイズ用を買っておけばいいですね!
紙系や簡易的な調理器具は家族で使いまわせますが、
すぐになくなるので、節約して使うようにしましょう。
普段から普段使用分がなくなる度に、予備を追加しておくといいですね!
非常用持ち出しバッグの準備(1人分)
自宅での避難が難しくなった場合、手ぶらで次の避難所へ行くわけにいきません。
事前に、次のような必要最低限のバッグの中身や、バッグの置き場所を決めておいて、
非常時には「これさえ持っていけば大丈夫!」という準備をしておきましょう。
必要なものはこれだ!
- 飲料水、食料品(カップ麺、缶詰、ビスケット、チョコレート)
- 貴重品(通帳、印鑑、現金、保険証など)
- 救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ヘルメット、防災頭巾、マスク、軍手
- 衣類、下着、毛布、タオル
- 洗面用具、カイロ、ウエットティッシュ、携帯トイレ
- (乳児のいるご家庭は、ミルク、紙おむつ、哺乳瓶なども準備)
非常用持ち出しバッグ関連はコチラも参照してください。↓
家族・友人の安否確認方法
災害用伝言ダイヤル
公衆電話や携帯電話から「171」に電話をかけると伝言を録音できます。
自分の電話番号を家族や友人に知らせておけば、予め録音した伝言を再生することができるので、
手帳やメモ帳などに書いておいて、非常用持ち出しバッグに入れておくといいですね!
詳しい内容、使い方はコチラ↓
災害用伝言板
こちらは、音声ではなく文字を登録する方法になります。
電話番号を知っていれば、登録した情報を見ることができます。
詳しい内容、使い方はコチラ↓
避難場所・避難経路の確認
ハザードマップ・防災マップの事前確認
非常用持ち出しバッグの準備ができたのに、
自宅よりも安全な避難場所がわからない…ということがないように、
住んでいる地域のホームぺージから、ハザードマップ、防災マップを確認をしましょう。
※豪雨、津波、火山噴火など、災害の種類によって安全な避難場所が異なります。
入手方法がわからない方はコチラから↓
まとめ
科学技術の発達により、本震の前にメールでお知らせするサービスもありますが、
もし前兆現象が地震を予知に繋がることが解明できれば、
日本だけでなく、世界の皆さんが安全に暮らせるかもしれません。
解明できるその日まで、私たちはしっかりと準備をしておきましょう!