かしわ記念2022予想(船橋競馬)_本命テイエムサウスダン
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この記事では2022年「かしわ記念」の出走予定馬について、勝ち馬予想をしています。
かしわ記念は、5月5日に船橋競馬場で行われる、Jpn1、ダート1600m、4歳以上の指定交流重賞レースです。
※勝ち馬投票券の購入は自己判断・自己責任の下、ご購入をお願いいたします。
かしわ記念2022予想(船橋競馬)_本命テイエムサウスダン:勝ち馬予想
勝ち馬予想は次の通りとなりました。なお、執筆時点の情報になりますので、予想や出走馬は今後の調査によって変更になることがございます。予めご了承ください。定期的にご訪問していただければ幸いです。
勝ち馬予想
予想印一覧
◎(本命):テイエムサウスダン
〇(対抗):ソリストサンダー
▲(単穴):ショウナンナデシコ
本命はテイエムサウスダン
デビュー戦と未勝利戦では足踏みがありましたが、その後は順調に勝ち星や好走を重ねています。レースは中央、地方を問わず出走しており、これまで19戦していますが【9217】という実績です。連対率は50%を超え、勝率に関しても重賞を含めても2走に1度は勝ち馬になっています。この背景には、高い先行力や最後まで粘り切れるスタミナとスピードがあるためだと感じます。
また、近走は重賞路線ですが、G3の根岸ステークスを制し、指定交流重賞であるJpn3でも4戦して3勝するほどの充実ぶりです。そして、前走の中央ダートG1であるフェブラリーステークスでは、強豪揃いの古馬が集まる中、5番人気ながら2着に入っていることからも、今がピークと言える状態でしょう。
ただ、さすがに前走は厳しい戦いでレース後も疲れが残ったため、ケアに専念して本番直行の予定となりました。幸い、5歳になって体質も強くなっていることから、休養前後も変わらず来ていますし、好調をキープしています。
充実期を迎えて1600m戦でも結果が出始めていますし、前走がG1だったにも関わらず距離の目処がついたのは大きな収穫だったでしょう。この連休中に開催される名古屋のかきつばた記念や、園田の兵庫チャンピオンシップに参戦しようと思えばできたと思います。しかし、わざわざ船橋のかしわ記念を選んだということは、状態や調整にも自信アリと見ています。
対抗はソリストサンダー
明けて7歳になりましたが、決め手まだまだ衰え知らずです。中央G1のフェブラリーステークスは経験していましたが、地方Jpn1は昨年のかしわ記念が初挑戦となりました。フェブラリーステークスでは後方から脚を伸ばせず8着だったことが実力不足と見られたのか、昨年のかしわ記念では6番人気でした。どちらかと言えば伏兵の立ち位置ながら、当日は多少の不利を受けながらもゴール前まで勝ち馬に迫り、ハナ差の2着に入りました。これが転機とみた陣営はここから重賞路線に向かいます。
次走のエルムステークスでは早めから仕掛けましたが、最後は脚が使えず10着でした。しかし、続くマイルチャンピオンシップ南部杯では中団位置から3着に好走しました。そして、重賞6戦目となった2度目の武蔵野ステークスで重賞初制覇となりました。
今年は海外遠征にも挑戦しており、海外レースでも国内と同じように好走しています。去年から今年にかけて出走したマイル重賞は6戦でしたが、掲示版を外したのは昨年のフェブラリーステークスだけで、他は全て掲示版に入る安定した走りをしています。
今回は帰国初戦となりますので少なからず不安材料はあります。けれども、地力強化してきた今ならトップレベルとも互角に戦えると感じますし、昨年のリベンジも果たす機会にもなりそうです。
単穴はショウナンナデシコ
初の重賞制覇となった前々走のJpn2エンプレス杯は先行好位から抜け出し、続くJpn3クイーンカップは2着馬に8馬身差をつける圧勝でした。牝馬重賞を連勝した勢いそのままに、初のJpn1かしわ記念は絶好と言える最内枠に入りました。
前2走の連勝で一気に牝馬のダート戦線の主役に踊り出ましたが、Jpn1グレードは初出走となります。走破タイムでは若干の不安は残るものの、連勝で勢いづいた今なら強力な牡馬相手とはいえ、互角以上に戦える存在でしょう。また、前走のマリーンカップは当レースと同じ舞台になりますので、良いイメージを持って臨めるはずです。
前走後も問題はなく調整できていますし、斤量も前走より軽くなるのはプラス材料でしょう。前走は久しぶりのマイル戦で不安材料もありましたが、終わってみれば牝馬限定とはいえ圧倒的な強さで一掃しました。元々、実力馬であることはわかっていたものの、1戦ごとに力が増している印象です。メンバーは一層強化されますが、牝馬ダートのトップとして相応の走りはできると感じます。
かしわ記念2022予想(船橋競馬)_本命テイエムサウスダン:出走予定馬一覧
今年は14頭の登録です。登録馬は馬名、斤量、騎乗予定騎手、の順で記載してます。
ショウナンナデシコ 55.0 騎乗予定:吉田隼人
ソリストサンダー 57.0 騎乗予定:戸崎圭太
テイエムサウスダン 57.0 騎乗予定:岩田康誠
タイムフライヤー 57.0 騎乗予定:森泰斗
サンライズサーカス 57.0 騎乗予定:小杉亮
カジノフォンテン 57.0 騎乗予定:本田正重
ユアマイラブ 57.0 騎乗予定:西村栄喜
ギャルダル 57.0 騎乗予定:矢野貴之
グレートコマンダー 55.0 騎乗予定:實川純一
マイネルヘルツアス 57.0 騎乗予定:臼井健太
サンライズノヴァ 57.0 騎乗予定:D.レーン
ナラ 55.0 騎乗予定:深澤杏花
エアスピネル 57.0 騎乗予定:M.デムーロ
インティ 57.0 騎乗予定:武豊
かしわ記念2022予想(船橋競馬)_本命テイエムサウスダン:まとめ&前年レース回顧
こちらでは予想のまとめ、レース日、考察したあとがきを記載しています。
予想まとめ
カジノフォンテン、ショウナンナデシコがペースを作る展開でしょう。マイル戦とはいえ、コーナーを4回通るレースになりますので、内側を通れる先行馬有利の傾向です。
本命のテイエムサウスダンは3番手〜4番手あたりで折り合い、内側で脚をため、早めから仕掛けに行くでしょう。前走のフェブラリーステークスでは逃げる展開でしたが、二枚腰を発揮し最後まで粘り込みました。メンバー的には気持ち楽になると思いますので、直線半ばで先頭を差し切る形で押し切ると予想しています。
レース日
レースの発走は、5月5日(木)の予定です。
前年レース回顧
2021年はカジノフォンテンが制しました。同年の川崎記念を制して臨んだ1戦でしたが、2番人気に推されたレースは強気に攻めた結果が最高の結果となりました。
道中は先行好位につけて最終コーナーで先頭に立つと、後方から猛追してくる6番人気のソリストサンダーをハナ差で振り切りました。当レースの地方馬勝利は、2011年のフリオーソ以来となり、地方競馬としてはJRA勢に意地を見せた形となりました。
なお、3着には4番人気のインティが続き、1番人気のカフェファラオは見せ場を作れず5着に敗れました。また、当レースの売上となった24億9232万7400円は、これまでの記録を抜いてレコード記録となりました。この記録により、船橋競馬としても1日の売上が41億5487万1650円となり、これまでの最高売上を焼く6億円上回るレコード記録となりました。
あとがき
毎年ゴールデンウィークに開催される船橋名物のJpn1のマイル重賞です。
過去には中央かりも多数の名馬が出走して、レースを制しています。エスポワールシチー、ホッコータルマエ、コパノリッキーなどがいい例でしょう。一見、中央勢の活躍ぶりが注目特集されがちですが、昨年は地方馬であるカジノフォンテンが制しており、地方馬も台頭しているレースでもあります。連覇を果たすか中央勢が巻き返すか、注目の1戦となりそうです。
皆さまの予想や考察の参考になれば幸いです。引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。