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この記事では2021年「スワンステークス」の勝ち馬予想と出走予定馬の考察について記載しています。
スワンステークスは、10月30日(土)阪神競馬場で行われるG2・芝1400mのレースです。例年、京都競馬場と行われる本レースですが、改修工事のため今年は阪神競馬場の開催となります。このレースの勝ち馬にはマイルチャンピオンシップへの優先出走権が付与されます。
皆さまの予想の参考になれば幸いです。
- スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:勝ち馬予想と考察
- スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:出走予定馬一覧
- スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:出走予定馬追い切りの考察
- アイラブテーラー 54.0 騎乗予定:未定
- ガゼボ 56.0 騎乗予定:川又
- カツジ 57.0 騎乗予定:浜中
- ギルデッドミラー 54.0 騎乗予定:未定
- クリノガウディー 56.0 騎乗予定:岩田康
- サウンドキアラ 54.0 騎乗予定:松若
- ステルヴィオ 57.0 騎乗予定:和田竜
- セイウンコウセイ 57.0 騎乗予定:勝浦
- タイムフライヤー 56.0 騎乗予定:池添
- ダノンファンタジー 55.0 騎乗予定:川田
- ビッククインバイオ 54.0 騎乗予定:未定
- ファーストフォリオ 54.0 騎乗予定:藤岡康
- フィアーノロマーノ 56.0 騎乗予定:鮫島
- ホウオウアマゾン 54.0 騎乗予定:坂井
- マイスタイル 56.0 騎乗予定:横山典
- リレーションシップ 56.0 騎乗予定:松田
- ルフトシュトローム 56.0 騎乗予定:岩田望
- ルークズネスト 54.0 騎乗予定:幸
- スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:コース傾向
スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:勝ち馬予想と考察
勝ち馬予想は次の通りなりました。各出走予定馬や考察、評価点数はこの後に記載しています。
勝ち馬予想と考察
◎(本命):ステルヴィオ
〇(対抗):ルークズネスト
▲(単穴):ダノンファンタジー
△(連下):フィアーノロマーノ
本命はステルヴィオ
今年の秋の始動戦は京成杯AHでした。スタート後はしっかりと自分のポジションをとりにいき、最終コーナーでは手ごたえも勝ちパターンと思えるほど良かったです。しかし、最後が甘くなってしまい、結果は7着でした。半年以上ぶりの実戦で58キロを背負い、速い流れの中、前めで競馬をできたのは悪くない形でした。2週前の追い切りでは美浦トレセンに訪問していた和田竜二騎手が背に乗り、感触を確かめていましたし、1週前の追い切りも上々だったと思います。のどの手術後も良好で、息遣いも良化しています。さらに、昨年の2着馬でもあります。今の状態なら1400mの方が合いそうな気がしますし、スタートを決めればG1馬の復活があっても不思議ではありません。
対抗はルークズネスト
5番人気と期待をされ臨んだNHKマイルCでは崩れてしまいましたが、このレース以外では7戦5勝とほぼ連対を外していません。中京で開催されたファルコンSでも勝っていますし、距離自体は問題ないでしょう。しかもこのファルコンSではグレナディアガーズを抑え、勝ち馬になっています。さらに、年明けのシンザン記念ではスプリンターズSの勝ち馬である、ピクシーナイトなどレベルの高い相手と戦ってきました。この戦績からも展開次第では十分好勝負になると思います。
単穴はダノンファンタジー
今年の重賞では結果を残せていませんが、前走のヴィクトリアマイルでは上り3ハロンをメンバー2位の時計をマークしました。持ち前の決め手はまだ健在とみていいでしょう。キーンランドCへの出走を予定していましたが、ここでは体調が合わず放牧に出して再調整となりました。阪神では全6勝中5勝を挙げており、重賞を4勝しています。本レースの条件では昨年の阪神Cで快勝している実績があります。相性の良い舞台で復活があってもいいと感じています。
連下はフィアーノロマーノ
阪神コースの適性は阪神Cや阪急杯でそれぞれ2着に入っていることから、まず問題ないでしょう。骨折明けで半年以上の間隔はあいていますが、調整過程も順調といえます。調教の動きもいいですし、骨折や年齢を感じさせません。この馬が持っているスピードの持続力からも1400mはベストだと思います。馬の状態は引き続きよさそうなので連対に期待します。
スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:出走予定馬一覧
今年は18頭が登録しています。登録馬は馬名、斤量、騎乗予定騎手の順で記載しています。
アイラブテーラー 54.0 騎乗予定:未定
ガゼボ 56.0 騎乗予定:川又
カツジ 57.0 騎乗予定:浜中
ギルデッドミラー 54.0 騎乗予定:未定
クリノガウディー 56.0 騎乗予定:岩田康
サウンドキアラ 54.0 騎乗予定:松若
ステルヴィオ 57.0 騎乗予定:和田竜
セイウンコウセイ 57.0 騎乗予定:勝浦
タイムフライヤー 56.0 騎乗予定:池添
ダノンファンタジー 55.0 騎乗予定:川田
ビッククインバイオ 54.0 騎乗予定:未定
ファーストフォリオ 54.0 騎乗予定:藤岡康
フィアーノロマーノ 56.0 騎乗予定:鮫島
ホウオウアマゾン 54.0 騎乗予定:坂井
マイスタイル 56.0 騎乗予定:横山典
リレーションシップ 56.0 騎乗予定:松田
ルフトシュトローム 56.0 騎乗予定:岩田望
ルークズネスト 54.0 騎乗予定:幸
スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:出走予定馬追い切りの考察
ここでは出走予定している注目馬について考察していきます。各登録馬の考察と評価点数は次の通りです。本命馬は調教内容やデータ、傾向等から総合的に判断しています。そのため、必ずしも最高評価点数の馬が本命になるとは限りませんので、予めご了承ください。
アイラブテーラー 54.0 騎乗予定:未定
0点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 53.4-39.0-25.2-12.3(馬なり)
終い重点の軽めの調教でした。動きはいつも通りですが、どれだけやれるかでしょう。
前走
後方からのレースでしたが、内から馬群をさばきながらの直線となりました。
中間調教
中1週のため特になし。
厩舎情報
特になし。
ガゼボ 56.0 騎乗予定:川又
1.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 52.5-38.7-25.5-12.8(強め)
現状維持という感じの内容です。強めの負荷をかけられ前走以上の状態にはあると思います。相性の良さがどこまででるか。
前走
最初から最後まで気持ちよく走れていませんでした。ジリジリと脚をタイプですので、抜けきるのは難しかった展開でした。
中間調教
特に目立った内容はありませんでした。
厩舎情報
力を出せば前走くらいは走れると思っていました。1戦ごとに放牧に出す調整は普段通りのパターン。昨年のファイナルSを勝ったコースですし、重賞でも…と思います。
カツジ 57.0 騎乗予定:浜中
1.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・CW・良
6F 81.7-65.8-51.5-38.5-11.8(稍一杯)
しまいの動きは良かったと思いますが、全体的にはどうでしょうか。
前走
地方競馬への出走でした。後方からの競馬でそのまま位置も上げられずゴールとなりました。
中間調教
長めから攻めたラップで負荷をかけられていました。ラスト1ハロンは12秒0でまとめてきたあたりは評価できます。前走からの変わり身は望めそうです。
厩舎情報
1週前の動きは良かったです。前走はダートで度開始していいと思う。今年は部隊が違うけど、1年前に勝ったレースで変わり身は期待しています。
ギルデッドミラー 54.0 騎乗予定:未定
1点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 52.6-37.9-24.6-12.3(末強め)
しっかり走れていい動きでした。ここを目標にしているだけあって、最低限の力は出せそうです。
前走
スタート後はやや後方に位置し、3コーナーにかけて進出しました。外からジリジリ伸びていますが、展開が向かなかった印象です。
中間調教
休み明けのレースになりますが、いつも通り前向きに動けています。もう1本追い切れば整ってきそうな感じでした。
厩舎情報
特になし。
クリノガウディー 56.0 騎乗予定:岩田康
5.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 53.4-38.2-24.2-11.8(末強め)
坂路でしっかり動いてきました。調子は引き続き良いと感じます。脚をためる展開になれば、チャンスありだと思います。
前走
いつもは良いスタートが前走は良くありませんでした。そのあとも空回りして走っていた印象です。
中間調教
この馬らしい前進気勢でフォームも迫力十分でした。ラスト1ハロンも余力があり、11秒8をマークしていました。体調は万全でしょう。
好追い切りタイム①:前週・栗東・坂路・良・4ハロン(54.0ー38.5ー11.4、1F追う)
厩舎情報
前走はスタートがもう一つだったし、道中で抑えるところがありませんでした。1週前の追い切りではジョッキーも絶好調と。仕上がりはいいと思います。マイルまでは行けると思うし、1400mでは安土城Sで強い勝ち方をしています。距離を伸ばし、うまく脚をためていければ。
サウンドキアラ 54.0 騎乗予定:松若
1.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 54.5-39.3-25.2-12.2(馬なり)
しまい重点で動きよく映りましたが、若干太め感があるように感じました。当日軽そうにイメージなら紐買いありかもです。
前走
いい位置で競馬はできていましたが、最後は伸びきることができなかった印象です。
中間調教
2週続けて松若騎手が追い切りでまたがりました。追うごとに良化しており、仕上がりは順調です。
好追い切りタイム①:14日・栗東・坂路・良・4ハロン(52.0ー37.7ー11.8、強め)
好追い切りタイム②:22日・栗東・坂路・良・4ハロン(51.0ー36.9ー11.7、一杯に追う)
厩舎情報
馬体に余裕のある状態で帰厩しました。これからしっかりと絞っていかないといけないので、一応の目標はスワンSですが、その近辺になった時の状態次第では、予定を変更することも考えながら調整していく予定です。
ステルヴィオ 57.0 騎乗予定:和田竜
8.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
美浦・南W・稍重
5F 69.6-53.4-38.7-11.4(馬なり)
オーソリティ(馬なり)の内0.4秒追走・同入
良い内容でまとめてきたと感じます。舞台は合うと思いますし、前走以上の出来はあると感じます。
前走
ポジションをとり、折り合いもついていました。最後も反応していましたが、最後は久々の分とまってしまいました。
中間調教
7ハロンからしっかりと負荷をかけて、直線んもビシっと気合をつけて先着していました。好調時の力強さと迫力が戻ってきた印象です。
好追い切りタイム①:前週・美浦・南W・良・5ハロン(67.7ー52.2ー37.8ー11.3、馬なり)
好追い切りタイム②:13日・美浦・南W・良・7ハロン(98.7ー67.4ー52.7ー37.9ー11.7、馬なり)
好追い切りタイム③:20日・美浦・南W・良・7ハロン(96.1ー66.0ー51.4ー37.4ー11.7、直線追う)
厩舎情報
前走の競馬は悪くなかったと思います。最後に息切れしたけど、4コーナーまでの運びは満足の行くものでした。久々を使った分、今回はレース勘が戻ってくるだろうし、もっと状態を上げられるようにしていきたいですね。
セイウンコウセイ 57.0 騎乗予定:勝浦
1点/10点
【考察内容】
最終追い切り
美浦・南W・稍重
5F 68.3-52.6-37.2-11.2(馬なり)
先週から維持はできていますが、年齢的にどこまで頑張れるかだと思います。
前走
スムーズな競馬ではなく、窮屈になってしまう面がありました。結果的に脚を溜められたかもしれませんが、58キロの中、頑張れていました。
中間調教
1週前の追い切りは芝で軽めの内容でした。10月13日にはWコースで5ハロン62秒1と速い時計を出しており、仕上がり過程は順調だと思います。
厩舎情報
2週前の13日に速い時計を出しているし、1週前の20日の追い切りはコースでさらっとやった。年齢も年齢だし、レースに向けて気持ちを入れるのが狙い。前走のキーンランドCも同じようなパターンで結果をだしてくれた。まだまだ走れるところを見せてくれたし、もうひと頑張りして欲しいですね。
タイムフライヤー 56.0 騎乗予定:池添
2点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 55.1-39.5-25.2-12.5(馬なり)
先週にしっかりやっている分、最終は軽めの内容でした。久しぶりの芝ですが、動きは良かったと思いますので、一発狙い狙いたければ。
前走
レース中は折り合っているように見えました。反応もしていましたが、前に進んでいかず伸びがイマイチでした。
中間調教
1週前はコースで長めから速いラップを刻む併せ馬を行いました。好タイムで3馬身先着をしていました。帰厩後も頻繁に乗り込んでおり、さらに仕上げが進んでいる印象です。
好追い切りタイム①:前週・函館・ダ・良・4ハロン(53.3ー38.5ー11.7、馬なり)
好追い切りタイム②:20日・栗東・C・良・6ハロン(78.6ー64.2ー49.9ー36.6ー11.8、一杯に追う)
厩舎情報
2週前の13日、1週前の20日とジョッキーに感触を確かめてもらいました。久々の芝になるけど、合うのは間違いない。今なら距離は短い方がよさそう。変わり身を見せてくれれば。
ダノンファンタジー 55.0 騎乗予定:川田
5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・CW・良
4F 49.8-36.3-11.9(強め)
最終まで負荷をしっかりかけられていました。舞台に不安はありませんので、この元気のいい状態を本番でだせれば勝ち負けでしょう。
前走
決め味を生かす作戦をとっていましたが、展開が向きませんでした、もう少しタフな馬場なら違っていたと思います。
中間調教
ピッチの利いた走りで仕掛けられてからの反応は良かったです。ラスト1ハロン11秒4をマークしていました。この馬らしい動きが戻り、どんどん態勢が整ってきています。
好追い切りタイム①:21日・栗東・C・良・6ハロン(83.1ー66.2ー51.0ー37.1ー11.4、G前仕掛け)
厩舎情報
現時点で体重が増えていても特に太めという感じはなく、レースへ向けて態勢は整ってくると見ています。阪神コースでいい競馬ができていますし、1400mで重賞を勝ったように適性を見せている舞台。ここでいいレースができればと期待しています。
ビッククインバイオ 54.0 騎乗予定:未定
2点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 54.6-39.2-24.7-12.3(一杯)
グッドフィーリング(末強め)を0.4秒追走・0.1秒先着
前回も状態は良かったと思いますし、今回も維持できています。右回りはもうひとつのような気がします。
前走
この馬なりの競馬ができていました。前走内容が精いっぱいのような気もします。
中間調教
7日は併せ馬で負荷をかけられており、時計も良好でした。これでスイッチが入ったような感じがします。
好追い切りタイム①:13日・栗東・坂路・良・4ハロン(52.9ー36.8ー12.0、馬なり)
厩舎情報
特になし。
ファーストフォリオ 54.0 騎乗予定:藤岡康
0点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・芝・重
6F 83.7-67.1-52.6-38.5-12.2(馬なり)
ベルクレスタ(馬なり)の外0.9秒先行・同入
軽めの内容で動きや状態は良い方向で維持できている印象です。初の重賞でどこまでやれるかでしょう。
前走
距離延長にしっかりと対応していました。最後の直線でも良い瞬発力を見せ、前をとらえていました。我慢させる競馬が向いている気がします。
中間調教
調教は動く馬です。余力を残して好タイムを出していました。前走後に一息いれましたが、雰囲気は好調さを感じさせます。夏場の状況と似ている気がします。
好追い切りタイム①:20日・栗東・坂路・良・4ハロン(50.9ー37.1ー12.6、強め)
厩舎情報
前走はきっちりと結果をだしてくれたし、1500mをこなせたことで選択肢が広がりました。放牧から帰厩後も動きはいいですね。今回は重賞になるけど、奥のある血統。道中で折り合いをつけ、しまいをいかせれば。
フィアーノロマーノ 56.0 騎乗予定:鮫島
1.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 53.1-38.4-24.7-12.1(強め)
骨折前の良い状態と比べるといささか物足りない感じもしますが、それでも動けていると思います。今可能な最大限で仕上げてきた印象ですが、1回使った後の方が良さもでそうです。
前走
競馬内容や結果はイマイチな内容でしたが、馬の状態は良かったと思います。
中間調教
負荷のかかる時間帯での追い切りでしたが、推進力は文句なしです。ボリュームがある馬体ですが、太目感はなく、仕上がりは順調だと思います。
好追い切りタイム①:13日・栗東・坂路・良・4ハロン(52.1ー37.7ー12.1、馬なり)
厩舎情報
骨折明けで間隔はあいていますが、問題のない仕上がりです。調教の動きはいいですし、年齢を感じさせません。スピードの持続力からも1400mはベストだと思います。
ホウオウアマゾン 54.0 騎乗予定:坂井
5.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・坂路・良
800m 53.3-38.4-24.6-12.1(強め)
カイザーノヴァ(強め)を0.5秒追走・0.6秒先着
絶好調とはいえないものの、十分重賞で通用する状態にはあると思います。最後までしっかり追われており、重さも解消されてきました。
前走
イメージ通りに運べていたと思いますが、瞬発力が今一つでした。力強さがついてくればまた違ったでしょう。
中間調教
コントレイルとの併せ馬でした。大差で遅れてしまいましたが、度外視でいいでしょう。しっかりと強い負荷をかけられた効果がでてくれるようであれば。
厩舎情報
休んでいたからまだ反応は鈍かったけど、時計的には十分。22日の金曜にゲートに入れて当週追えばスイッチが入ってくると思う。アーリントンCも久々で勝ったし、鉄砲は利くから。一緒に走ったシュネルマイスターやピクシーナイトも古馬相手に走っているし、3歳世代はレベルが高い。この距離でもスピード負けしないと思う。
マイスタイル 56.0 騎乗予定:横山典
0.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・CW・良
6F 83.0-65.9-51.3-38.2-13.0(馬なり)
追いきりではいつも通りに走れていました。年齢もそうですし、気分屋なのでどうでしょうか。
前走
ゲートをでて前での競馬となりましたが、最後がバテてしまっていました。年齢的にも厳しいような気もします。
中間調教
調教自体は7歳の秋という現状でも元気はあります。動きは目立つような面はありません。
厩舎情報
前走も状態は悪くなかったけど、競馬に行って走ったり、走らなかったり、つかみづらい。自分の嫌なパターンになると走る気をなくしてしまいます。1週前も坂路4ハロンで51秒0で走れているし、体調が悪いという訳ではない。1400mは一昨年のスワンSで走っているし、気分よく走れれば。
リレーションシップ 56.0 騎乗予定:松田
0点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・CW・良
6F 83.9-66.3-50.6-37.0-11.9(強め)
カリボール(叩一杯)の外0.6秒追走・アタマ遅れ
中2週ですがしっかり追ってきました。出来は前走並みだと思いますが、このメンバーで同じよな競馬ができるかでしょう。
前走
スタートもよくいい位置につけられました。直線に向いてからも良い瞬発力で突き抜けました。いい勝ち方だったと思います。
中間調教
休み明けでの勝ちから、間隔をあけずに併せ馬で追い切られていました。充実しているとみていいでしょう。2馬身先着もしており、時計も速かったので、上昇ムードがありそうです。
厩舎情報
前走は差す競馬をして収穫があったし、板についてきたと思う。1週前の動きはしっかりしていたし、さらに良くなっている。重賞になるけど相手なりにやれそうです。
ルフトシュトローム 56.0 騎乗予定:岩田望
0点/10点
【考察内容】
最終追い切り
美浦・南W・稍重
5F 71.6-54.8-39.7-11.8(馬なり)
1週前は太め感もあり、反応もいまいちでしたが、当週の追い切りで大きく変わってきました。それでも、もう少し時間があればという感じに見えます。
前走
もう少し位置を取りに行ってもいいと思いましたが、折り合いはついていました。外を回る形が痛かったです。
中間調教
5ハロン66秒5をしっかり追われてマークしました。追走しましたが遅れてしまっていたので、まだこれからという段階です。
厩舎情報
休養前はハミを頼るような走りで結果をだせませんでした。この点を牧場でも重点的に調整して改善に取り組み、9月18日に帰厩。乗り込み不足で富士Sは見送りましたが、だいぶ整ってきています。1週前からは併せ馬で仕上げの段階に入りました。良化中であるけど、まだフルスピードに入り切りません。いい頃に比べると少し落ちる感じです。
ルークズネスト 54.0 騎乗予定:幸
6.5点/10点
【考察内容】
最終追い切り
栗東・CW・良
6F 85.4-69.1-53.7-39.1-11.8(G前気合付)
1回使って動きも良くなっています。前走よりもう一段上で仕上がっていると感じます。かなり動きそうな気配です。
前走
騎手が乗りやすそうな走りをしていました。どんな競馬でもできそうだと思います。
中間調教
調教はやれば動くタイプの馬です。1週前はおつりを残した内容でしたが、動き自体は良かったと思います。
厩舎情報
折り合いに心配がないから自在に乗れるし、ジョッキーも自信をもって持ってくれました。前走も次を見据えた状態だったし、1回叩いてあがってきています。もともと大型馬なので、大きな変化はないけど緩いときはシルエットが違います。3歳世代は強いと言われていますからね。マイルCSや先々に向けて、賞金を加算したい。
スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:コース傾向
ここではスワンステークスで使われるコースの傾向をお伝えします。
阪神・芝1400m(内回り)
2コーナーの引き込み線からスタートします。
最初のコーナー(3コーナー)までは約450mのバックストレッチです。3コーナーの途中からホームストレッチの途中まで緩やかに下っていきます。
ホームストレッチは約350mあり、ゴール前に急な上り坂があります。前半が速くなりやすい傾向ですが、ホームストレッチの急な上り坂で負荷がかかるため、最後まで脚を伸ばせる能力が求められます。スプリント戦(1200m)やマイル戦(1600m)とは距離が異なり、コース形態も独特なので、阪神コースに適性がある馬が繰り返し好走する傾向があります。
スワンステークス2021_勝ち馬予想と出走馬の追い切り考察:まとめ
今年は阪神開催ですが、京都開催の過去データからはルークズネストとステルヴィオが勝ち馬の傾向に沿っています。
全てデータで読み解けるほど競馬は簡単ではありませんが、今回は1400mという独特の距離ですので、阪神コースに強いダノンファンタジーも侮れないと思います。
的中報告や参考になったなどのお声もいただけるとモチベーションにつながりますので、何卒よろしくお願いいたします。