ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
この記事では2021年「凱旋門賞」出走予定馬の考察と勝ち馬予想について記載しています。
凱旋門賞は、10月3日(日)仏パリ・ロンシャン競馬場で行われるG1・芝2400mのレースです。今年は記念すべき100回目を迎える世界最高峰の1戦ですので、歴史が動くかもしれません。
日本からは、グランプリ3連覇のクロノジェネシスと、前哨戦のフォア賞を完勝したディープボンドが参戦を予定しています。
皆さまの予想の参考になれば幸いです。

- 【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:勝ち馬予想と考察
- 【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:出走予定馬一覧
- 【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:出走予定馬の考察
- アダイヤー 56.5 騎乗予定:Wビュイック
- アレンカー 56.5 騎乗予定:未定
- クロノジェネシス 58.0 騎乗予定:Qマーフィー
- サイダバド 56.5 騎乗予定:未定
- ジャパン 59.5 騎乗予定:未定
- シリウェイ 56.5 騎乗予定:未定
- スノーフォール 55.0 騎乗予定:Rムーア
- タルナワ 58.0 騎乗予定:Cスミヨン
- ティオーナ 56.0 騎乗予定:Oペリエ
- ディープボンド 59.5 騎乗予定:Cデムーロ
- トルカータータッソ 59.5 騎乗予定:未定
- バブルギフト 56.5 騎乗予定:未定
- ハリケーンレーン 56.5 騎乗予定:Jドイル
- ブルーム 59.5 騎乗予定:武豊
- ラブ 58.0 騎乗予定:未定
- ラービアー 58.0 騎乗予定:未定
- 【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:まとめ
【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:勝ち馬予想と考察
勝ち馬予想は次の通りなりました。各出走予定馬や考察、評価点数はこの後に記載しています。
勝ち馬予想と考察
◎(本命):アダイヤー
〇(対抗):タルナワ
▲(単穴):スノーフォール
△(連下):ティオーナ
本命はアダイヤー
アダイヤーは英ダービー馬です。ダービーではその後、G1を3連勝するハリケーンレーンや、ドバイSCを勝ったミシュリフを全く相手にしませんでした。このポテンシャルは非常に脅威で、今なお底がしれません。アクシデント(後肢の腫れ)により、前哨戦のニエル賞を回避しましたが、この影響がなければまず好走すると見ています。
対抗はタルナワ
実績や適性は十分といえる1頭です。G1を7勝しているマジカルに勝つだけでなく、昨年は3つのG1を含む無傷の4連勝を果たしました。8月に始動し、G1愛チャンピオンSからのローテーションも理想的です。また、ロンシャン競馬場の芝2400mでG1勝利経験があり、馬場が乾いても渋っても発揮できる強烈な末脚は、牝馬優勢な傾向に穴をあける存在と言えそうです。
単穴はスノーフォール
前走のヴェルメイユ賞ではまさかの敗戦となりました。1着・3着馬は英オークスで大差をつけた相手で、力を全くだしたレースではなかったと思えます。その英オークスで柔らかい馬場を経験しており、問題にもしていなかったことから馬場悪化の状態にも対応できそうです。さらに伯母には凱旋門賞を優勝したファウンドがいる血統ですので、底力も十分あると見ています。また、3歳牝馬ということもあり、斤量で優遇されている恩恵もありますので、十分勝ち切るチャンスはあると見ています。個人的には、父であるディープインパクトが果たせなかった夢を叶えて欲しいとも思います。
連下はティオーナ
前走のヴェルメイユ賞でスノーフォールに勝っていますし、凱旋門賞に強いシーザスターズ産駒ですので軽視はできません。ティオーナはスノーフォールに勝ったことで評価をいくらか上げました。しかし見方によっては、満足にパフォーマンスを発揮できなかった相手に、1馬身半しか差をつけられなかったともとれます。正直なところ、クロノジェネシスと同等の位置付けですが、前走がフロックでないとすれば、怖い存在になりそうです。
【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:出走予定馬一覧
今年の凱旋門賞は16頭が出走予定です。登録馬は馬名、斤量、騎乗予定騎手の順で記載しています。
アダイヤー 56.5 騎乗予定:Wビュイック
アレンカー 56.5 騎乗予定:未定
クロノジェネシス 58.0 騎乗予定:Qマーフィー
サイダバド 56.5 騎乗予定:未定
ジャパン 59.5 騎乗予定:未定
シリウェイ 56.5 騎乗予定:未定
スノーフォール 55.0 騎乗予定:Rムーア
タルナワ 58.0 騎乗予定:Cスミヨン
ティオーナ 56.0 騎乗予定:Oペリエ
ディープボンド 59.5 騎乗予定:Cデムーロ
トルカータータッソ 59.5 騎乗予定:未定
バブルギフト 56.5 騎乗予定:未定
ハリケーンレーン 56.5 騎乗予定:Jドイル
ブルーム 59.5 騎乗予定:武豊
ラブ 58.0 騎乗予定:未定
ラービアー 58.0 騎乗予定:未定
【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:出走予定馬の考察
ここでは出走予定している注目馬について考察していきます。各登録馬の考察と評価点数は次の通りです。本命馬は調教内容やデータ、傾向等から総合的に判断しています。そのため、必ずしも最高評価点数の馬が本命になるとは限りませんので、予めご了承ください。
アダイヤー 56.5 騎乗予定:Wビュイック
6点/10点
【考察内容】
レースぶりからはまだ粗削りな一面も見られますが、現在の実績がありながら、さらなる伸びしろを感じさせる馬です。しかし、後肢の腫れがでた影響で調教を2日間休み、前哨戦のG2ニエル賞も回避することになってしまいました。過去には中9週という間隔で、凱旋門賞を制覇したワークフォースもいますが、大舞台での調整ズレは不安も多少大きくなりそうです。ただ、年長馬相手のキングジョージを完勝している点は評価できると思います。
アレンカー 56.5 騎乗予定:未定
0.5点/10点
【考察内容】
特になし。
クロノジェネシス 58.0 騎乗予定:Qマーフィー
3点/10点
【考察内容】
ディープボンドがG2フォア賞を勝ったことで、より日本で実績があるクロノジェネシスの評価も上がることになりました。キレ味に加えて、パワーも兼ね備えているため、これまで凱旋門賞に挑戦した日本馬とは違った可能性を秘めています。鞍上には英国リーディング首位のマーフィーを起用しているのため、独特の騎乗スタイルがハマれば歴史を動かす可能性があるかもしれません。唯一心配するとすれば、輸送と現地到着後の調整でしょうか。
サイダバド 56.5 騎乗予定:未定
0点/10点
【考察内容】
特になし。
ジャパン 59.5 騎乗予定:未定
0点/10点
【考察内容】
特になし。
シリウェイ 56.5 騎乗予定:未定
0点/10点
【考察内容】
特になし。
スノーフォール 55.0 騎乗予定:Rムーア
6点/10点
【考察内容】
これまでのレースぶりを見る限り、前走のヴェルメイユ賞は力を出し切れていなかったと感じます。前走2着は敗因がなんであれ、負けてなお強し、といえる内容ではなかったとの見方もあります。その原因が、1ヵ月ごとのレース出走からくる心身のダメージである可能性もありますが、それでも3ハロン34秒16という持ち前の瞬発力を発揮しています。また、2014年にはトレヴが3連敗して評価を下げながらも、凱旋門賞連覇を達成しています。血統からも底力はありそうですが、当日のパドックや馬体重には注意したいところです。
タルナワ 58.0 騎乗予定:Cスミヨン
5.5点/10点
【考察内容】
昨年の段階で実績や適性は十分と言えます。凱旋門賞に向けたローテーションも理想的で、ライバルたちに比べてフレッシュな状態でレースに臨むことができそうです。前走では大きな不利を受けながらも最後まで接戦に持ち込んだ内容は、さらにこの馬の評価を上げるものになったと思います。また、ロンシャン競馬場の芝2400mでG1勝利経験があり、馬場が乾いても渋っても発揮できる強烈な末脚は魅力です。現状、牝馬優勢な傾向にあるとはいえ、安心して馬券を買えるという意味ではこの馬が適当なのかもしれません。
ティオーナ 56.0 騎乗予定:Oペリエ
0.5点/10点
【考察内容】
前走のヴェルメイユ賞でスノーフォールに勝っていますし、凱旋門賞に強いシーザスターズ産駒ですので軽視はできません。連勝中の勢いもあると思いますが、このメンバー相手にどれだけやれるかだと思います。英オークス以降の上積み(成長度)によっては面白い展開になるかもしれませんが、前走の状況を見る限り、連対するのが精一杯のような感じがします。
ディープボンド 59.5 騎乗予定:Cデムーロ
3点/10点
【考察内容】
過去を見てみると、これまで前哨戦であるG2フォア賞を勝った日本馬は、続く凱旋門賞で2着になっています。これはディープボンドにとっては心強い例だと思います。前走は、最後の4ハロンを11秒台で走り抜け、持続力のあるスピードを存分に出し切っていました。本番は、前走よりも厳しい流れになると思いますが、好位追走が得意なこの馬のスタイルにとっては、好都合かもしれません。
トルカータータッソ 59.5 騎乗予定:未定
0.5点/10点
【考察内容】
特になし。
バブルギフト 56.5 騎乗予定:未定
0点/10点
【考察内容】
特になし。
ハリケーンレーン 56.5 騎乗予定:Jドイル
6.5点/10点
【考察内容】
7戦して6勝しています。この6勝の中には愛ダービー、凱旋門賞と同じ舞台のパリ大賞、セントレジャーというG1レースが含まれています。唯一の敗戦だった英ダービー3着時も同じゴドルフィン所属で勝ったアダイヤーよりも高く評価されていました。このことから、かなりの素質をもつ馬と判断できますが、前走であるセントレジャー優勝馬の同年の凱旋門賞制覇は例がありません。ちなみに前走は2910mという長距離戦であったため、前走の疲れが心配されます。また、主戦のビュイック騎手がアダイヤーを選択しているのも気になります。
ブルーム 59.5 騎乗予定:武豊
2点/10点
【考察内容】
前哨戦のフォア賞で2着になりましたが、1着はディープボンドでした。これまでの実績比較をしてみても、ディープボンドよりも少々見劣るかなという印象です。
ラブ 58.0 騎乗予定:未定
1点/10点
【考察内容】
特になし。
ラービアー 58.0 騎乗予定:未定
0.5点/10点
【考察内容】
特になし。
【予想】凱旋門賞2021_出走馬の考察と勝ち馬予想:まとめ
凱旋門賞は今年で第100回を迎えます。
ハイレベルな混戦となっている今年の凱旋門賞ですが、どの馬にも不安があり、チャンスがあると思います。最後は運も味方すると思いますが、個人的には日本馬にも頑張ってほしいと思っています。
どんなレースになるかは当日までわかりませんが、本命馬だけでなく、日本から出走するクロノジェネシスとディープボンドにもケガなく頑張ってほしいですね!
ちなみに、ブックメーカーの25日時点のオッズは次のような人気順でした。
- タルナワ
- アダイヤー
- スノーフォール、
- ハリケーンレーン
- クロノジェネシスと
- ティオーナ
- ディープボンド
- アレンカー
- ラブ
- シリウェイ
- ブルーム