画像はJRA様、ネット競馬様HPより引用させていただきました。
6月6日は、第71回安田記念が開催されます。
昨年は昨年引退したアーモンドアイが出走しました。
単勝の最終オッズが、1.3倍という圧倒的1番人気でしたが、
グランアレグリアがアーモンドアイを上回る走りで、
2馬身半の差をつけ、完勝しました。
これまでも注目されていましたが、
ここを起点にさらに注目されるようになりました。
グランアレグリアにとっては、2連覇がかかるレースですが、
3歳以上のマイルのスペシャリストが集まるレースになりますので、
どの馬にも馬場と展開でチャンスはあると思います。
この記事では、安田記念出走予定のグランアレグリアについて
投票時に買える!という情報をご紹介していきます。
勝ち馬投票券購入の参考になれば幸いです。
※勝ち馬投票券の購入は自己判断・自己責任の下、ご購入をお願いいたします。
こちらの情報は週刊ギャロップ様からの引用を含みます。
https://www.sanspo-eshop.com/ec/product/category/2
安田記念とは…
※安田記念でご紹介する馬には、同じ内容を掲載しています。
すでに別記事でご覧になった方は次の項目へどうぞ!
1951年に「安田賞」として、創設された重賞競走です。
同年7月1日以降の創設当初は東京競馬場の芝1600メートルで
4歳以上の馬によるハンデキャップ競走として施行されていました。
競走名は、競馬法制定や東京優駿(日本ダービー)の創設などに尽力した、
日本中央競馬会の初代理事長である安田伊左衛門氏に由来します。
1958年に、同氏の死去ののち「安田記念」に改称され、
1984年にG1競走として格付け、定量戦へと変更、
そして、開催時期が優駿牝馬の前に移されました。
しかし、1996年からは東京優駿の翌週に移され、
競争条件も現在の3歳以上に変更され、今日まで続いています。
現在は、中央競馬における上半期のマイル王決定戦としての位置付けです。
1着馬には、ブリーダーズカップ・マイルへの優先出走権が付与されます。
また、1~3着馬には、
ジャック・ル・マロワ賞(G1)への優先出走権が付与
ムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)への優先出走権が付与されます。
ちなみに、2000年以降の勝ち馬と騎手は次の通りです。
回 | 年 | 優勝馬 | 騎手 |
---|---|---|---|
第70回 | 2020年 | グランアレグリア | 池添謙一 |
第69回 | 2019年 | インディチャンプ | 福永祐一 |
第68回 | 2018年 | モズアスコット | ルメール |
第67回 | 2017年 | サトノアラジン | 川田将雅 |
第66回 | 2016年 | ロゴタイプ | 田辺裕信 |
第65回 | 2015年 | モーリス | 川田将雅 |
第64回 | 2014年 | ジャスタウェイ | 柴田善臣 |
第63回 | 2013年 | ロードカナロア | 岩田康誠 |
第62回 | 2012年 | ストロングリターン | 福永祐一 |
第61回 | 2011年 | リアルインパクト | 戸崎圭太 |
第60回 | 2010年 | ショウワモダン | 後藤浩輝 |
第59回 | 2009年 | ウオッカ | 武豊 |
第58回 | 2008年 | ウオッカ | 岩田康誠 |
第57回 | 2007年 | ダイワメジャー | 安藤勝己 |
第56回 | 2006年 | ブリッシュラック | プレブル |
第55回 | 2005年 | アサクサデンエン | 藤田伸二 |
第54回 | 2004年 | ツルマルボーイ | 安藤勝己 |
第53回 | 2003年 | アグネスデジタル | 四位洋文 |
第52回 | 2002年 | アドマイヤコジーン | 後藤浩輝 |
第51回 | 2001年 | ブラックホーク | 横山典弘 |
第50回 | 2000年 | フェアリーキングプローン | フラッド |
グランアレグリアとは
2016年1月24日生まれの5歳の牝馬です。
父はディープインパクト、母はタピッツフライという血統です。
所属は藤沢調教師(美浦)、生産者はノーザンファームです。
通算成績は12戦8勝、主戦騎手はルメール騎手です。
基本情報
芝の適性が非常に高く、距離は中距離までです。
大阪杯は重馬場が影響して4着でしたが、
ルメール騎手は良馬場なら2000メートルまで可能じゃないか
という印象を持っています。
脚質は、先行から追い込みまでこなせますが、
本質的には先行の方があっているイメージです。
多少の道悪は問題ありませんが、
こなせるのは稍重までと思った方がいいでしょう。
良馬場なら敵なしという状況だと思います。
勝利実績の内容
1勝目:2歳新馬
2勝目:G3 サウジアラビアRC
3勝目:G1 桜花賞
4勝目:G2 阪神C
5勝目:G1 安田記念
6勝目:G1 スプリンターズS
7勝目:G1 マイルチャンピオンS
8勝目:G1 ヴィクトリアマイル
この実績からもわかる通り、短距離では非常に強い競走馬です。
距離適性があるとはいえ、G1を8勝して引退をしたアーモンドアイにも
昨年の安田記念で勝利を収めています。
ルメール騎手はアーモンドアイに騎乗していたので、
昨年の安田記念は池添騎手が騎乗していました。
名前の由来
グランアレグリアという名前は、スペイン語で「大歓声」という意味です。
これまでもこの名に恥じないレースぶりで、
大歓声が上がるような末脚やレース展開を見せてくれました。
現在は感染症の影響で、競馬場にも入場制限があり、
現地で「大歓声」といはいかないですが、テレビやラジオなどの
映像や音声の前ではきっと「大歓声」が起こっている思います。
獲得した賞金
12戦8勝の実績で獲得した賞金は、約850,000,000円です。
数字だとわかりにくいので単位をつけると、
8億5000万0000円となります。
※2021年5月29日現在です。
G1レースで優勝すると、約1億円くらいの賞金がもらえます。
G2になるとG1約半分、G3になるとG2の2/3くらいになります。
ちなみに、5着まで賞金がもらうことができます。
11戦7勝の内訳にはG1優勝4回、G2優勝1回、G3優勝1回なので、
約4億+約5,000万円+約2,500万円となり、だいたい5億円です。
結構足りないですが、競馬には本賞金のほかに奨励金や不可賞、
報奨金などの制度もあり、これを加えるとだいたい同じ金額になります。
※獲得賞金の取り扱い基準によって少し違う場合もあります。
前走コメントと調教の様子
前走コメント
3枠6番でスタートしましたが、少々出遅れました。
しかし、それほど遅れることなく、中団外めの位置取りとなりました。
4コーナーでも道中と変わらない位置で持ったままでしたが、
追い出すことなくジリジリと位置を上げていきました。
追い出したのは坂を上ってからで、
その時には2番手あたりまできていました。
そしてそのままグングン加速し、突き抜けました。
最後は流し気味でしたが、2着とは4馬身差の圧勝でした。
管理する藤沢調教師は次のように話しています。
藤沢調教師のコメント
ヴィクトリアマイルは道中のポジションも良かったし、
他馬の位置取りも含め、いい形で運べました。
安心して見ていられたし、盤石の競馬だったと思います。
レース後も目立ったダメージもありません。
今回は中2週になるので、体調管理に気をつけていきたいですね。
中間調教の様子
次は中間調教の様子です。
前走から中2週ですので、2週前は1本のみでした。
6ハロンを単走しましたが、タイムはさすがの一言。
前走の疲れも多少あると思いますが、
それでもこのタイムは2連覇を期待させるには十分な内容です。
1本と言えど、質の高い内容で高評価できると思います。
2021安田記念 | 調教者 | 調教日 | 場所 | コース | 馬場 | 調教タイム | 位置 | 追い方 | ||||
1200 | 1000 | 800 | 600 | 200 | ||||||||
グランアレグリア | 助手 | 前週 | 美浦 | 南W | 良 | 82.1 | 66.6 | 51.4 | 37.9 | 12.7 | 7 | 馬なり |
中間調教後の様子(追記予定→6/5追記)
中間調教後の様子は、
データや情報が出揃い分析でき次第、追記します。
→6/5、以下追記しました。
2021安田記念 | 調教者 | 調教日 | 場所 | コース | 馬場 | 調教タイム | 位置 | 追い方 | ||||
1200 | 1000 | 800 | 600 | 200 | ||||||||
グランアレグリア | 助手 | 26 | 美浦 | 坂路 | 稍 | ー | 44.7 | 14.9 | 1 | 馬なり | ||
助手 | 28 | 美浦 | 坂路 | 重 | ー | 56.7 | 41.3 | 13.4 | 1 | 馬なり | ||
助手 | 30 | 美浦 | 坂路 | 良 | ー | 55.3 | 40.5 | 13.2 | 2 | 馬なり |
中2週ということもあり、調教は終始流した程度の内容でしたが、
終始リラックスしているように感じました。
この馬自身の能力の高さは、言わずもがなだと思いますので、
調教内容にはそれほど気にすることはないでしょう。
安田記念に向けての出来(追記予定→6/5追記)
中2週になりますが、状態は維持できているように見えます。
しかし、気になるのは疲れと前走のダメージです。
調教師からは「目立った」ダメージはないということですが、
目立たない何かはあるのかもしれません。
2週前の調教内容からは兆候は見られませんでしたが、
1週前の調教内容にはしっかり注目したいと思います。
安田記念には、
大器サリオス、
3歳マイル王のシュネルマイスター、
G1馬のインディチャンプやラウダシオンなど、
マイルのスペシャリストが多数出走予定です。
仕上がり次第では十分足元をすくわれる可能性がありますので、
ヴィクトリアマイルの出来と比較して、判断できればと思います。
画像はスポニチ様から引用させていただきました。
https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/05/11/gazo/20210510s00004000651000p.html
画像はヴィクトリアマイル時の立ち写真で、
次のようなコメントをさせていただきました。
牝馬は疲れがあると、腹が細くなりやすいですが、
グランアレグリアの腹回りはふっくらと見せています。
イライラした様子もなく、体調の良さから毛ヅヤも抜群によく見えます。
この様子から前走のダメージはないとみていいでしょう。
また、全身の筋肉の張りが目立ち、柔軟さ、バランスも非常に良いです。
まさに「絶好調」と言える馬体だと感じました。
なお、1週前の調教はこれからになりますので、
データや情報が出揃い分析でき次第、追記します。
→5/31、安田記念の立ち写真を追加しました。
これはヤバイ馬体です…
考察はこれから追記していきます!
→6/5、以下追記しました。
中2週という状況ですが、
馬体の仕上がり前走以上だと感じます。
特に後肢(トモ)と皮膚の薄さが際立ちます。
拡大して見てもらえるとわかりますが、
後脚の血管の浮き具合は今回の方がガチガチです。
気になる点としては、
中3週で出走したNHKマイルCではパフォーマンスを落としたことや、
蹄がそれほど強くないことは心配ですが、
現状の状態を見る限りは、気にしないでいいと思います。
まとめとオススメの買い目(追記予定→6/5追記)
まとめ
今のところは本命です。
気になる点は疲れとダメージぐらいですが、
追加情報が出揃って分析でき次第、追記していきます。
買い目ももう少しお待ちください。
→6/5、以下追記しました。
不安要素はありますが、
昨年からの成長や調教師の見解、調教を見る限りは
特に気にしないでいいと判断しました。
前回から変わらず、本命の位置付けです。
オススメの買い目
買い目は最終的な結論ともいえるので、
情報が出揃い、分析してから追記させていただきます。
もう少しお待ちください。
→6/5、以下追記しました。
単勝
対抗や連下候補との馬単表裏
三連単1着固定
皆さまの予想や勝ち馬投票券購入の参考になれば幸いです。
※勝ち馬投票券の購入は自己判断・自己責任の下、ご購入をお願いいたします。