画像はJRA様、ネット競馬様HPより引用させていただきました。
5月30日は、第88回日本ダービー(東京優駿)が開催されます。
昨年のコントレイルに引き続き、
今年も無敗で2冠制覇に挑もうとしている競走馬がいます。
日本ダービー(東京優駿)は、日本競馬界の象徴です。
騎手や調教師がここで勝つことは栄誉であり、憧れとされ、
今でもすべての競走馬、騎手、調教師、オーナー、関係者が目指す
最大級の目標となっています。
また、「競馬界最大の祭典」と言われることもしばしばあり、
全レースの中でも各方面で非常に盛り上がるレースでもあります。
この記事では、日本ダービー出走予定のアドマイヤハダルについて
投票時に買える!という情報をご紹介していきます。
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日本ダービー(東京優駿)とは
※日本ダービー出走馬全頭で、同じ内容を紹介しています。
すでに別記事でご覧になった方は次の項目へどうぞ!
日本名は、「東京優駿」と言われます。
レースのグレードはG1という国内で最も位の高いレースとなります。
このレースは、1930年に東京競馬倶楽部という組織が創設しました。
創設には次のような目標があります。
「イギリスの「ダービー」に相当する3歳馬の大レースを設けて、
競走体系の確立と競走馬の資質向上を図る。」
この目標は創設時に「東京優駿大競争編成趣意書」
という文書にまとめられ、創設の基として、
1932年に「東京優駿大競走」として創設されました。
※イギリスのダービーは後述しています。
「日本ダービー(東京優駿)」は、
「皐月賞」「菊花賞」とともに3歳クラシック3冠競走を構成しています。
簡単にいうと、伝統のある非常に格式の高いレースの1つということです。
ちなみに、
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」
菊花賞は「最も強い馬が勝つ」
日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」と言われています。
「ダービー」とは、1780年、イギリスで第12代ダービー卿である
エドワード・スミス・スタンレーと関係者によって創設されました。
エプソム競馬場という場所で、3歳牡牝混合のレースに
自分の名前を付けたというとわかりやすいと思います。
※牡→男の子、牝→女の子という意味です。
最初はあまり注目をされるレースではありませんでしたが、
・優勝馬が種牡馬として成功
・産業革命の進展によって生まれた富裕階級の競馬愛好者からの注目を集めた
・エプソム競馬賞が立地条件の良いところに位置していた
などの理由から、
1800年代中頃になると非常に人気のあるレースになりました。
ちなみに、今では「3歳馬の頂点を決めるレース」として、
揺るぎない地位を確立しています。
この長い歴史のを持つイギリス(英)のダービーを見本にして、
現在は色々な国でもダービーが行われています。
代表的な国は、
アイルランド(愛)、フランス(仏)、アメリカ(米)などです。
このようなサラブレッド生産に力をいれている競馬の先進国には、
必ずダービーにあたるレースがあります。その中でも、
愛ダービー、仏ダービー、北米のケンタッキーダービーなどが
国際的にも重要なレースである位置づけになっています。
また、今では「競馬界最大の祭典」として、
競馬ファン以外の人々にも広くその名を知られています。
ちなみに、日本ダービーに勝利している現役の主な騎手は、
- 武豊 騎手(5勝) ←これはすごすぎる…
- 横山典弘 騎手(2勝)
- ミルコ・デムーロ 騎手(2勝)
- 福永祐一 騎手(2勝)
- クリストフ・ルメール 騎手(1勝)
- 川田将雅 騎手(1勝)
- 岩田康成 騎手(1勝)
- 池添謙一 騎手(1勝)
日本ダービーもオークスと成り立ちは似ていますが、
こちらはご自身の名前をつけたレースとなっています。
色々な理由があって、有名なレースになりましたが、
運が良かったから有名になったのか、
先のことが見通せたから踏み切ったのかは不明です。
でも、日本ダービーは「最も運のいい馬が勝つ」と
言われるぐらいですから、きっと運が良かったのでしょう(笑)
アドマイヤハダルとは
2018年4月18日生まれ、3歳の牡馬です。
父はロードカナロア、母はスウェアトウショウという血統です。
所属は大久保調教師(栗東、生産者はノーザンファームです。
通算成績は5戦3勝、主戦騎手は今回の乗り替わりで
デムーロ騎手になりそうです。
5戦3勝の内容は、
デビュー戦で1着、アイビーSで4着、
エリカ賞で1着、若葉Sで1着、皐月賞で4着(G1)です。
5戦とも中距離レースに出走していますが、
本質的には短距離~中距離に適性がある馬だと思います。
良馬場なら2000メートルもいけそうです。
芝の適性が高く、距離は短距離~中距離が合っていそうな印象です。
中距離といっても、おそらく2200メートルが限界だと思うので、
日本ダービーの2400メートルは、厳しい戦いになるでしょう。
脚質は逃げ~先行型です。道悪は苦手です。
皐月賞のような中距離で馬場が渋ると厳しい戦いになると思います。
前走コメントと調教の様子
前走コメント
スタートは若干遅れたように見えましたが、
回転の速さで他と並べる位置まで前に出せました。
外枠から逃げを主張する馬がいましたが、
張り合わずにそのまま中団内目につけました。
ペースは平均ペース、4コーナー手前からで追い出し始めましたが、
コーナー出口で他馬と馬体が軽く接触するしました。
特に問題なく直線コースに入り、追い込みををかけましたが、
前が止まらず、3着とはクビ差で4着でした。
先行できなかったこと、稍重の馬場だったこともありますが、
2000メートルがギリギリの距離ではないかと感じました。
ダービーは前走より400メートル延びますので、
折り合い重視で、当日の流れで決まる可能性大です。
皐月賞で騎乗したルメール騎手は次のように話しています。
ルメール騎手のコメント
勝ち馬をマークする形で進めました。
直線で外に出すと頑張ってくれましたが、
坂を上がって苦しくなりました。
馬場も良くなかったと思います。
中間調教の様子
次は中間調教の様子です。
皐月賞からのローテーションになります。
ライバルたちと比較するとしっかりと乗り込まれています。
調子も良くタイムも優秀で、調教内容は良かったと思います。
特に前週と5日の内容は時計以上に良かったと感じました。
これからも1本は負荷をかけた調教が入ってくるでしょうから、
本番に向けた仕上がり具合を注目したいです。
アドマイヤハダル | 調教者 | 調教日 | 場所 | コース | 馬場 | 調教タイム | 位置 | 追い方 | ||||
1200 | 1000 | 800 | 600 | 200 | ||||||||
助手 | 前週 | 栗東 | 坂路 | 重 | ー | 53.6 | 38.5 | 12.1 | 1 | G前仕掛け | ||
助手 | 2 | 栗東 | 坂路 | 稍 | ー | 59.1 | 42.9 | 13.9 | 1 | 馬なり | ||
助手 | 5 | 栗東 | 坂路 | 良 | ー | 53.8 | 38.8 | 12.2 | 1 | 馬なり | ||
助手 | 12 | 栗東 | 坂路 | 良 | ー | 52.7 | 37.8 | 12.1 | 1 | 馬なり |
中間調教後の様子
中間調教後の様子です。
アドマイヤハダル | 調教者 | 調教日 | 場所 | コース | 馬場 | 調教タイム | 位置 | 追い方 | ||||
1200 | 1000 | 800 | 600 | 200 | ||||||||
(内先) | デムーロ | 19 | 栗東 | C | 良 | 80.7 | 65.0 | 50.2 | 36.7 | 11.5 | 8 | 馬なり |
今回はアドマイヤハダルにとっては長距離レースになります。
このことは、もちろん調教師も感じていると思いますので、
疲れを残さないように長めの一本で終了しています。
デムーロ騎手を背にしっかり負荷をかけられており、
外目の位置ながらも非常に良いタイムがでていました。
仕上がりは良かったですが、力強さが目立った印象でした。
日本ダービー(東京優駿)に向けての出来
調教は相変わらず迫力のあるフォームで、
鞍上との呼吸もぴったりのように見えました。
前走から引き続き、好調はキープできているようです。
また、馬体は力強さが増した印象です。
成長している面も見られますが、長距離の成長というよりは、
爆発力やキレ味が増したようなイメージだと思います。
調教師も距離に不安を感じているように、
今回はさすがに距離が長いので厳しい戦いになるはずです。
しかし、母父にディープインパクトいるので、
この血統と、成長度、折り合い面、馬場がうまく作用すれば
複勝圏内に入ってくる可能性は残っていると思います。
デムーロ騎手の勢いも加われば、さらに勝率は高くなりますね。
まとめとオススメの買い目
まとめ
連下の位置づけです。
不安材料が多いですし、レース中の内容によって
左右する要因が多いので連下までしか評価ができません。
かといって、距離も長くて厳しいと思いますので、
単穴にも推すことは難しいです。
オススメの買い目
もし買う場合のオススメの買い目は次の通りです。
複勝
本命とのワイド
3連系3頭目の紐候補
※個人的には紐で買おうとしています。
皆さまの予想や勝ち馬投票券購入の参考になれば幸いです。
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